熱平衡状態にあるときは
(1)の解答は(ワ)
再結合までの時間の目安はキャリア寿命と呼ばれる。
(2)の解答は(ロ)
単位時間、単位体積当たり個の電子正孔対が生成され、定常状態では生成と消滅の割合は釣り合うはずなので、
(3)の解答は(カ)
図のような電極間の電圧を印加すると、一様な電界が生じるので
(4)の解答は(へ)
この電界により、電子は正極向きの、正孔は負極向きの力を受け、定常状態ではに比例した一定の平均速度で運動する。電子の平均速度をとすると題意より
正孔の電荷量がなので電子の電荷量はである。光照射による電子密度の増加分はなので、電子による電流密度の増加分は
これにさらにを代入すると
同様に、正孔による電流密度の増加分は、
したがって、光生成キャリアのみによる電流密度の大きさ
(5)の解答は(ル)
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