落ちたと思ってましたが、受かってました。
これで義務を果たせました。
まるで勉強していません。
電験二種と自衛消防技術者認定試験に時間を取られました。
昨日、受験してきました。
筆記は合格しました。
しかし、実技はあがってしまい失敗の連続。
多分落ちました。
今年は理論と電力に受かりました。去年、機械に受かったので来年は法規はもちろん二次試験の合格を目指します。
長いことこのサイトを放置してましたが、去年の11月にCBTで受かりました。
結局、プログラムが無くなって受かったようなものです。
パラメーターのポアソン到着、窓口が1人でパラメーターの指数サービスの待ち行列M/M/1において長さであるとき、この待ち行列は状態にあるという。したがって系は常にのいずれか1つの状態をとる。時刻で状態にある確率をで表す。時刻における系の長さをとすれば、である。
ある時刻で状態にあったとする。その時刻後の系の状態の分布の移り変わりは以下の要因によって決定される。
(1)時刻における系の長さ。
(2)時刻における客のサービス終了時刻。
(3)時刻以降の到着時刻の分布。
(4)時刻以降に到着する客のサービス時間。
ある時刻を0とし、系の長さを考察する。任意のに対して
である。遷移確率を
\begin{equation}\left\{ \begin{array}{l} P_{i,j}(t)=P(Q(t)=j|Q(0)=i) \\ P_{i,j}(0)=\delta_{i,j} \left\{ \begin{array} {l} 1,(i=j) \\ 0,(i\ne j) \end{array} \right.\end{array} \right. \end{equation}
と表す。 のいずれかが負のときはとおく。微小な時間区間をとるとき1人到着する確率はであり、サービス中の客がこの区間内で終了して立ち去る確率は同様にであるから
\begin{equation}\left\{ \begin{array}{l} P_{i,i+1}(dt)=\lambda dt + o(dt^2) \\P_{i,i-1}(dt)=\mu dt + o(dt^2) \\ P_{i,i}(dt)=1-\lambda(dt)-(1-\delta_{i0})\mu dt + o(dt^2) \\ P_{i,j}(dt)= o(dt^2),(|i-j|\geqq 2) \end{array}\right.\end{equation}
最初の式は時刻で人おり、それから微小時間後1人増えて 人になる確率であるから、
と
の和で得られる。上から2式目も同様である。4式目は自明である。
上から3式目については のとき誰も来ない確率であるから
のときは時間内にとして人来て人帰る確率の総和だから、0人来て0人帰る確率は
1人来て1人帰る確率は
2人以上来て同じ人数帰る確率は無視できるから3式目も正しい。
時刻0で系の長さがなるとき、それから時刻でとなる遷移確率は時刻の状態から時刻で状態に移り、それから時刻で状態になる互いに排反な事象の確率を加え合わせたものである。さらに時刻で状態であるとき、時刻で状態になる遷移確率は時刻以前の状態に独立であるから、
\begin{equation} = \left\{ \begin{array}{ll} P_{i,j-1}(t) \lambda dt + P_{i,j}(t) \{1-(\lambda+\mu)dt\} +P_{i,j+1}(t) \mu dt + o(dt^2) & ,(j \gt 0)\\ P_{i,0}(t) (1-\lambda)dt +P_{i,1}(t) \mu dt + o(dt^2) & ,(j=0) \end{array} \right.\end{equation}
最後の変形はの式を使った。したがって
\begin{equation} \frac{d P_{i,j}(t)}{dt}= \left\{ \begin{array}{ll} \lambda P_{i,j-1}(t)+ -(\lambda+\mu) P_{i,j}(t) +\mu P_{i,j+1}(t) & ,(j \gt 0) \\ -\lambda P_{i,0}(t) +\mu P_{i,1}(t) & ,(j=0)\end{array} \right.\end{equation}
以上で待ち行列の基本方程式の導出が終わった。微分方程式の各項の意味は人いるところへ1人来る場合、人いるところへ1人の増減も無い場合、人いるところから1人減る場合となる。時間内では2人以上の変化は無視できるということである。ちなみにでの極限は方程式の解がベッセル関数を使って解けることから、ベッセル関数の漸近表示を用いて示される。時間があれば後述しようと思います。
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