2019-05-25から1日間の記事一覧

2018年電験1種 法規問4

再生可能エネルギーを電気に変換する方法としては、太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電などの発電方式が実用化されており、再生可能エネルギーの導入拡大によるエネルギーの安定供給の確保や地球温暖化対策の強化などを目的に、2012…

2018年電験1種 法規問3

住宅の屋内電路(電気機械器具内の電路を除く。以下本問において同じ)の対地電圧は150V以下であること。ただし、太陽電池モジュールに接続する負荷側の屋内配線(複数の太陽電池モジュールを施設する場合にあっては、その集合体に接続する負荷側の配線)を…

2018年電験1種 法規問2

a.架空電線、架空電力保安通信線及び架空電車線は、接触又は誘導作用による感電のおそれがなく、かつ、交通に支障を及ぼす恐れがない高さに施設しなければならない。 (1)の解答(ホ) b.高圧架空電線を横断歩道の上に施設する場合は、高圧架空電線の高さは、…

2018年電験1種 法規問1

a. 一般送配電事業者及び特定送配電事業者は、その供給する電気の電圧及び周波数の値を経済産業省令で定める値に維持するように努めなければならない。 (1)の解答(ヌ) b.電気事業者は、電源開発の実施、電気の供給、電気工作物の運用等その事業の遂行に当…

2018年電験1種 電力問6

送電線に発生する雷過電圧の原因としては、雷しゃへい失敗による電力線への直撃雷や、鉄塔あるいは架空地線に落雷が発生し鉄塔と電力線との電位差で生じる逆フラッシオーバによるものがある。 (1)の解答(リ) (2)の解答(ホ) この他に、誘導雷による雷過電…

2018年電験1種 電力問5

太陽光エネルギーを太陽電池の光電効果によって電力に変換する。その変換効率は家庭用の小規模なシステムでは現状、最高20%程度である。 (1)の解答(ヌ) 太陽電池の出力特性は日射量や温度によって変化するため、常に出力が最大化されるよう制御されてお…

2018年電験1種 電力問4

塩害は、配電系統の中で対策、処理が難しいものの一つであり、重汚染地域における塩害事故の発生には高圧配電線のトラッキングによるものがある。 (1)の解答(イ) この発生機構は絶縁電線の表面が塩分などで汚損された状態で湿潤を伴うと、電線表面に漏れ電…

2018年電験1種 電力問3

受電端を基準として受電端からの点で考えると、相電圧および電流を求める分布定数回路の基礎方程式は以下で与えられる。 正弦波交流においては時間微分はに置き換えることができる。 この微分方程式の一般解は は任意定数、は伝搬定数である。 のときにとな…