受電端を基準として受電端からの点で考えると、相電圧および電流を求める分布定数回路の基礎方程式は以下で与えられる。
正弦波交流においては時間微分はに置き換えることができる。
この微分方程式の一般解は
は任意定数、は伝搬定数である。
のときにとなるので、
また、のとき
\begin{equation}\begin{bmatrix} \dot{E_s} \\ \dot{I_s} \end{bmatrix}=\begin{bmatrix} \mathrm{cos h}(\dot{\gamma}l) & \dot{Z_W}\mathrm{sin h}(\dot{\gamma}l) \\ \frac{1}{\dot{Z_W}}\mathrm{sin h} (\dot{\gamma}l) & \mathrm{cos h}(\dot{\gamma}l) \end{bmatrix}\begin{bmatrix} \dot{E_r} \\ \dot{I_r} \end{bmatrix}\end{equation}
より
は特性インピーダンスという。
(1)の解答は(ワ)
(2)の解答は(ロ)
(3)の解答は(ホ)
題意より なので
また、力率がのため
1相当たりの有効電力のためとなる。
(4)の解答は(ヨ)
有効電力が減少する場合は、となるので、受電端電圧は送電端電圧に対して上昇する。
(5)の解答は(ヲ)
|