(1)電力系統に落雷、絶縁不良などにより事故が発生すると、事故点を中心に系統電圧が低下し、事故除去されるまでの間、一時的に低下が継続することを瞬時電圧低下という。
(2)負荷容量、受電電圧、負荷電流とすると、負荷のインピーダンスは
抵抗分、リアクタンス分
(3)
各%インピーダンスを基準電圧に対するオーム値に換算する。
抵抗損失は無視するので
需要家までの合成インピーダンスは
変圧器上位系統の電圧は154kVで66kV系統から見るとで需要過負荷は定インピーダンス負荷である。よって、需要家の受電電圧は、三送会路において単位法で計算した電圧値をに変換する場合、相電圧でも線間電圧でも共通なので、
(4)
送電線1号線の中間点Fで三相短絡事故が発生したときの1相分等価回路は図の通りである。送電線区間が送電端S、受電端Rおよび短絡事故点Fの回路なのでこれをY回路に変換すると
図において負荷インピーダンスを切り離したときの端子Rの線間電圧、端子Rから変圧器上位系統側を見た合成インピーダンスをとすると、背後インピーダンスは無視できるので、
事故時の受電母船の電圧は、
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