2019-05-26から1日間の記事一覧

2018年電験1種 電力管理問2

(1)送電線等の過負荷 (a)自己波及の様相 ・送電線:架空送電線では電線が弾性限度以上に延び、地上高低下や絶縁距離不足による事故で停電範囲が拡大し、電線の張替も必要になる。地中送電線も絶縁破壊による地絡事故により停電範囲が拡大する。 ・変圧器:絶…

2018年電験1種 電力管理問1

ボイラの排ガス中の酸素濃度 燃料を完全燃焼させるためには、5~20%の過剰空気を供給しなければならず、濃度が大きすぎるとボイラ内の燃焼温度が下がり、排ガス損失が増大する。濃度が小さすぎると、不完全燃焼となり損失が増え、窒素酸化物等の生成も増え…

2018年電験1種 法規問6

電気は、供給が大幅に不足すると、需要の一部を制限しない限り安定供給を継続することが不可能となる。したがって、常に最大需要に対処できる供給ヌ力を準備しなければならない。 電力広域的運営推進機関の「平成30年度供給計画の取りまとめ」によると、平成…

2018年電験1種 法規問5

a.変圧器(電気炉又は電気ボイラーその他の常に電路の一部を大地から絶縁せずに使用する負荷に電気を供給する専用の変圧器を除く)によって特別高圧電路(使用電圧が15000V以下の特別高圧架空電線路の電路を除く)に結合される高圧電路には、使用電圧の3倍以…