変圧器機のうち、がいし形機器やブッシングの固有振動率は0.5~10Hz程度であり、高電圧の機器になるほど低くなる。
(1)の解答(ヨ)
実際の地震波の卓越振動数は、蒸気固有振動数の範囲にあるので、東部荷重が大きい変電機器は地震波との共振を起こす可能性があるため、適切な動的耐震設計を採用する必要がある。
(2)の解答(レ)
(3)の解答(ル)
がいし形機器の設計地震力は加速度の共振正弦3波を架台下端に印加する手法が用いられる。
(4)の解答(タ)
また、変圧器のブッシングは、設計地震力として加速度の共振正弦3波をブッシングポケット下端に印加する設計手法が一般的に用いられるが、基礎や地盤の条件によっては個別検討となる場合もある。
(5)の解答(ソ)
(6)の解答(へ)
変圧器本体は剛体とみなせるため静的耐震設計が採用されており、設計地震力は加速度である。
(7)の解答(ニ)
本体や中身の強度は輸送時の外力や短絡電磁力の大きさなどから決まり、耐震構造上は十分な強度を有している。
(8)の解答(ホ)
ただし、変圧器本体を基礎に固定するアンカーボルトについては、破断した際に本体の滑動が生じるおそれがあるため、強度を十分に確保することが必要である。
(9)の解答(ワ)
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