関数はを周期に持つ区分的に滑らかで連続な場合、
とすることで周期を持つFourier級数に容易に拡張され、
これでとおくと
となり、の極限で、がで区分的に滑らかかつ連続で絶対可積分であればFourierの積分定理が成り立つ。
以上からのFourier変換
とのFourier逆変換
が定まる。
をのLaplace変換という。
定理 Laplace変換の反転公式
関数がで区分的に滑らかで絶対可積分であるとき
このをBromwich積分といい、Laplace逆変換を与える。
証明
定積分
においては定数なので積分変数をから(実変数)に変換する。のとき、で、
はでとおけば
ここでに対しFourierの積分定理を使えば
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