・比速度 水車はランナの形状が掃除であれば、大きさに関係なく同じ特性をもつ。今、二つの相似形のランナにおいて、流量を、落差を、ランナの直径をとする。ランナに入る水の流速はトリチェリの定理よりであり、ランナの周速度は流速に比例する。よって周速度をそれぞれとすれば、
となる。水の流量は流速と流入面積に比例し、流入面積はランナの直径の2乗に比例する。これにより、流量をとすれば、
が成り立つ。水車の出力は流量と落差に比例するから、
となる。水車の回転速度は周速度に比例し、直径に反比例するから、回転速度は
となる。今、とすれば、
となる。この値を比速度といい、比速度はある水車の相似な模型が有効落差、出力で動作するときの回転速度である。
有効落差、定格回転速度、定格出力のランナの比速度は