SWOT分析

自社が持っている強み(Strength)と弱み(Weakness)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析し、経営戦略の立案に役立てる手法です。強みと弱みを内部要因、機械と脅威を外部要因といいます。

 


 

WBS

プロジェクト全体をいくつかの工程に分割し、各工程をさらに細かい作業に分割し…のように、作業を細かく階層化していく手法をWBS(Work Breakdown Structure)といいます。また、細分化された作業の最も小さい単位をワークパッケージといいます。プロジェクトの改革立案時には、WBSで細分化された作業を基にアローダイアグラムやガントチャートを作成します。


 

SOA

SOA(Service Oriented Architecture)とは、ソフトウェアの機能をサービスとしてとらえ、複数のサービス部品のように組み合わせてシステムを構築していく設計手法です。

 

ソフトウェアの機能をサービスという部品をみなし、そのサービスを組み合わせることによってシステムを構築する概念のこと。


 

タスクスケジューリング

1個のCPUでタスクを同時に実行するには、1つのタスクがCPUを独占することのないように、システムが各タスクのCPU使用時間を細かく切り替えながら処理すをすすめます。主なタスク切替方式として、ラウンドロビン方式と優先順方式があります。

 

ラウンドロビン方式

各タスクに一定のCPU使用時間を均等に割り当て、順番に切り替えていく方式

 

優先度順方式

各タスクに優先度を設け、優先度の高いタスク順にCPUを使用する方式。

 

ラウンドロビンや優先度順では、CPUを使用するタスクをOS側が管理し、CPUを使用中のタスクを強制的に切り替えます。このようなスケジューリング方式をプリエンティブといいます。

一方、CPUを使用中のタスクが終了するか、自分から他のタスクに譲るまで処理を中断できない方式をノンプリエンティブといいます。

 


 

稼働率、MTBF,MTTR

\displaystyle{\hbox{稼働率}=\frac{\hbox{稼働時間}}{\hbox{運用時間}}}

稼働率はシステムの可用性(アベイラビリティ)の指標になります。

 

稼働率MTBF平均故障間隔)とMTTR平均修理時間)から次のように求めることができる。

\displaystyle{\hbox{稼働率}=\frac{\hbox{MTBF}}{\hbox{MTBF+MTTR}}}

 

MTBF
平均故障間隔
システムが故障してから、次に故障するまでの間隔(稼働している時間の平均)。MTBFが長い程信頼性が高い。
MTTR
平均修理時間
システムの修理にかかる時間の平均。MTTRが短い程保守性が高い。

直列システムの稼働率

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 \hbox{稼働率}=\hbox{稼働率A}\times\hbox{稼働率B}

 

一方、2台の装置を並列に接続したシステムでは、1台の装置が故障しても、もう一方の装置があればシステム全体を運転を継続できます。したがって並列システムの稼働率

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 \hbox{稼働率}=1-(1-\hbox{稼働率A})\times(1-\hbox{稼働率B})


 

アクティビティ図

UML(統一モデリング言語)はオブジェクト指向設計で利用する様々な種類の図式を定義したものです。アクティビティ図はその1つで、オブジェクトの振舞から次の振舞への制御の流れを、流れ図(フローチャート)のように表現したものです。

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